光明寺で行われた「百鬼夜行〜不気味な思い出〜」の展示(提供)

草津で「街あかり」

 滋賀県草津市の寺社や商店街をライトアップする「第15回草津街あかり」が2日と3日に開かれた。同イベントの一環で開かれた「あかりART展」は立木神社、光明寺、小汐井(おしおい)神社の3カ所で行われた。京都工芸繊維大と大阪工業大の学生が「灯り」をキーワードに芸術的な空間を創出した。

 立木神社では京都工繊大の3年生6人がチームを組み「現実と虚構」をテーマに演出。幻想的なイメージがある炎を神社と掛け合わせた作品を披露した。観覧者にインパクトを与えるため、神社の拝殿とろうそくの明かりを水鏡に映し出したという。中村太路さん(同大・3年)は「観覧者に褒めてもらったことで、作品を制作したやりがいを感じ、人の心を動かせたという喜びも感じた」と話した。 

 光明寺では、同大の3年生7人がチームを組み「百鬼夜行〜不気味な思い出〜」をテーマに演出。プラレールを使って妖怪がぞろぞろと歩く百鬼夜行を表現した。山中雄斗さん(同大・3年)は「例年とは違う不気味な雰囲気を作り出せたら面白いと考え、テーマを百鬼夜行にした」と話す。訪れた人たちが、百鬼夜行の世界に入り込んだのかと錯覚するような体験型の空間づくりにこだわったという。

 JR草津駅周辺の商業施設では12月25日まで「つながり」をテーマにしたイルミネーションも行われている。【冨成朋美】