【7月号掲載】隠れた店を紹介 京都の魅力発信
京都橘大現代ビジネス学部都市環境デザイン学科で観光学を学ぶ、谷口知司教授のゼミ生34人が小冊子「こだわり市場」第5弾を製作、発行した。 他にはないこだわりを持つ京都市内の雑貨店や飲食店など、22店舗を紹介している。
「こだわり市場」は、隠れた名店を多くの人に知ってもらおうと2009年に始まった。第5弾の冊子の制作は、昨年4月から開始。 店探し、取材、撮影、編集、広報を全て学生が行った。 冊子は持ち歩きに便利なポケットサイズ。 幅広い年代の人に手に取ってもらおうと文字の間隔にゆとりを持たせ、外国人観光客向けに英語の説明文も載せた。
米粉と餅粉で作った無添加の手作り団子の店「ぱんだの散歩」(上京区)、本物のあめを特許技術でコーティングしたアクセサリーが買える「nanaco plus+京都本店」(中京区)などが掲載されている。
サブリーダーの福本弥生さん(4年)はゼミ内での意思疎通や情報交換の大切さを学んだという。谷口教授は「ゼミでは実践に重きを置いている。経験ほど強いものはない」と語った。
冊子は掲載店舗や京都市内のホテル、観光案内所に設置されている。【川村仁乃】

コメントを残す