◇野球=関西学生 春季リーグ戦第7節2回戦(19日・甲子園球場)

〈立命大5ー3近大〉

立命大が近大に競り勝ち、4季ぶりリーグ優勝へ王手をかけた。

投げては先発坂本が8回途中4失点に抑え、終盤、3番手の小橋が無失点に抑え、見事な継投を見せた。

立命大は初回、3番辰己(4年)が通算99本目の中前安打を放ち出塁すると、続く4番奈良龍(4年)の適時三塁打で3点を先制する。3回には5番大本(3年)が今季初、通算2本目のソロ本塁打を放ち1点を追加。7回も大本の右翼線へ二塁打を放ち、更に1点を追加。近大を突き放す。

近大は8回、打線をつなぐ持ち味の粘りを見せ、3点を奪い返すも、相手の投手を攻略できず悔しい一戦を喫した。首位争奪戦は一勝一敗となり、勝ち点の行方は明日に持ち越しとなった。

 

立命大

301 000 100=5

000 000 030=3

近大

【立】○坂本、桐畑、小橋ー大本

【近】●伊波、宮﨑洸、松井、横山、坂口ー川上

 

▽三塁打=奈良龍(立)

▽二塁打=橋本和、大本(立)

【試合後のコメント】

▽近大・木内監督

「負けられない試合だったが、相手ピッチャーを攻略できなかった。終盤チャンスは作っていたので楽しみだったが、手も足も出ず。他力本願にはなるが、明日の勝ちにこだわりたい」