【3・4月号掲載】大学生の読書率3年連続減少
第53回学生生活実態調査によると、大学生の1日の読書時間は平均23・6分と前年から0・8分減り、3年連続減少していることが分かった。
1日の読書時間が「0分」の割合は53・1%と半数を超え、5年間で18・6ポイント増えた。一方で平均「120分以上」読書をする層は2004年から4・5~7・5%を推移しており、有額平均は51・1分と、前年から2・5分伸長した。
読書習慣が減った要因として、スマートフォン(スマホ)利用時間の増加による直接効果は支持されない。1日のスマホ利用時間の平均は177・3分と前年から15・8分増えたが、平均時間の増加は大きくない。最近の大学生の高校までの読書習慣の減少が大きな要因だといえる。【野地紗由美】
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