近畿大は31日、1月21日に実施した医学部一般入試(前期)の化学と、28日に実施した法学部など8学部と短期大学部の一般入試(前期)の日本史で各1問の出題ミスがあったと発表した。「掲示された注釈が十分でない」(化学)、「問題の選択肢に正解がない」(日本史)といったミスがあった。いずれも全員に加点し、合否判定には影響がないという。
 大学は「深くおわび申し上げるとともに、チェック体制をさらに強化し、再発防止に努める」としている。【西崎啓太朗】