【アメフト】関学大 日大に敗れ連覇逃す

◇アメリカンフットボール=全日本大学選手権決勝「第72回甲子園ボウル」(12月17日・阪神甲子園球場)
〈関学大17―23日大〉
【試合結果】関学大(関西2位) 17−23 日大(関東1位)
(7―6、3―7、0―10、7―0)
年間最優秀選手(チャック・ミルズ杯)=日大・QB林大希
甲子園ボウル最優秀選手=日大・QB林大希
敢闘選手=関学大・QB西野航輝
【試合後のコメント】
▽関学大・鳥内監督
学生たちはしっかりと試合できていた。日大に負けたのは、選手たちに力を発揮させることが出来なかった私の責任だ。舐めていた訳ではないが、想定外だった。試合前から、プレッシャーがかかっていたが、特にブレイクされた時はかかっていた。試合中、あまり走ることができていなかったのは負けた要因の一つ。来年は負けた悔しさを忘れずに頑張るしかない。
▽関学大・OL井若主将
自分たちはどんな相手がきても全てを出しきる思いで戦った。下級生はよくやってくれた。負けてしまったのはリーダーシップを発揮出来なかった、自分の責任だ。申し訳なく思っている。支えてくれたさまざまな人のおかげでここまで来れた。感謝しかない。心残りは支えてくれた多くの人たちを勝利して、喜ばすことができなかったこと。意味のある負けになるように、下級生にできることをしたい。
▽関学大・QB西野
試合前から浮ついていた部分があった。2週間前の立命大戦ではランがよく通ったので攻撃が山口任せになっていた。ランが出なくなったときに自分が修正ができなかった。緊張はなかったが、QBの実力が勝敗に直結することを身をもって経験した。自分の実力不足。最後のパスのターゲットは亀山さん。空いているのは見えていたが、パスの精度が足りなかった。今後は自分がリーダーシップを発揮できるようにやっていきたい。
▽関学大・RB山口
今日は僕の責任で負けてしまった。相手の守備が想像より早く集まってきた。そこの一対一に勝っていかないといけなかったが、ゲインをとれなかった。4年生に対しては申し訳ない気持ちでいっぱい。来年は二度と負けたくない。今年みたいな悔しい気持ちはしたくない。
▽関学大・LB松本
しっかり人数をかけて止めようとしたが、なかなか止めることができなかった。相手のQBは関西にはいない走れるQBだった。彼だけに注意がいってしまうと外にパスを出されたり、外国人選手のランがあったりとうまいことやられてしまった。後輩たちにはこの思いを忘れてほしくない。今日もそうだが関学大には大勢のファンが声援を送ってくださる。選手たちはその声援に応えられるように、いろいろな人の思いを背負いながらやってほしい。
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