【アメフト】関学大 立命大にリベンジ果たし甲子園へ

◇アメリカンフットボール=全日本大学選手権・西日本代表校決定戦(12月3日・万博記念競技場)
<関学大34―3立命大>
【試合終了】関学大 34―3 立命大
(14—0、7—0、0—3、13—0)
【試合後のコメント】
▽関学大・鳥内監督
ラッキーだった。選手たちは予想以上に気持ちが入っていたし、無心になってそれぞれが力を出してくれた。オフェンスは前回やられた分をやり返そうと言っていたので、うまくいった。山口の個人技は久々に見た。ただパスはもう少し精度を上げないと。4年生が今日負けたら引退だったので、下級生も本気になって4年生を助けてやれよと言っていた。最後の最後に今年のスローガンだった「CHANGE」を達成できたのではないかと思う。
▽関学大・RB山口
▽関学大・QB西野
▽関学大・OL井若主将
下級生がよくやってくれた。練習の中で自分や4年生に対して強く言ってくれた選手たちには本当に感謝している。前回は西野が自分のせいで負けたと言っていた。その姿を見て「自分たちがしっかりしないといけない、自分たちで西野を守ってやろう」と(OLに)声を掛けた。僕自身は自分の体がどうなってもいいので西野に触らせないという覚悟は決まっていた。自分たちは弱いチームだが、立命だがいたからこそここまで強くなれた。
▽関学大・WR前田泰
前回負けて、「12月3日にやり返そう」と話していた。前回のビデオを見たが何度見てもいいイメージが湧かなかった。この一年の中で一番苦しい時期を過ごした。ただ最初のTDがうまく決まって、OLやRBが駆け寄ってきてくれたときにはやるぞという気持ちになれた。甲子園ボウルで対戦する日大は外国人選手がいるなど身体能力が高い選手がそろっている。自分たちは頭を使って、相手の弱点を突いていけるようにやりたい。個人としてはパスを通して、攻撃のテンポをよくしていきたい。
▽立命大・WR近江主将
焦りはなかったが、攻撃が取らなければいけないところで取れなったのが痛かった。自分としては西山がいてほしいところにいてやれなかった。後輩たちには関学大の選手とスタンドが喜んでいる姿、試合が終わりエール交換が終わっても残ってくれた立命大のスタンドの人たちを目に焼き付けろと話した。そして、恩返しを果たしてほしい。
▽立命大・RB西村
自分が走って何とかしないとという気持ちだった。甲子園ボウルに出れないのは悔しい。関学大は気持ちが入っていた。ディフェンスにもスピードと勢いがあったので、開いているところがなかった。今季はけがでなかなか試合に出れなかった。もっと試合をやりたかった。一度勝って、二回目で負けるほど悔しい経験はないので、この悔しい気持ちを忘れないでほしい。自分もアメフトは続けるのでこの悔しい気持ちを忘れずに、晴らしていきたい。
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