【サッカー】阪南大 立命大に4発快勝

◇サッカー=第95回関西学生リーグ後期第10節(11月11日・ヤンマーフィールド長居)
<阪南大4—0立命大>
阪南大は立命大に4―0で勝利した。素早い仕掛けで立命大ディフェンスを手玉に取り、前半だけで一挙4得点を挙げ、試合を決めた。立命大は後半こそ善戦したものの、前半の失点が重く敗北を喫した。阪南大は勝ち点を38に伸ばし、2位を守った。
序盤から阪南大は攻勢を強めると早々に先制点を上げる。5分、左サイドからのロングボールをFW草野が収め、MF脇坂に落とす。巧みなボールタッチでシュートコースを作り、左足でゴール左に流し込んだ。けがから復帰した主将の一撃で勢いづくとここからゴールラッシュが始まる。10分、MF重廣からのクロスにFW山口拓が押し込み追加点を奪うと、20分には脇坂が再びネットを揺らし3点目。そして39分、ボールと人が連動する阪南大らしい崩しから最後はゴール前まで詰めていたDF吹ヶが蹴り込んだ。前半だけで4点を奪いきった阪南大が完全に主導権を握り前半を折り返す。
後半も阪南大ペースで試合が展開。流れるようなパスワークで立命大ゴールに襲い掛かる。ボールをロストしても切り替えの早い守備を徹底。高い位置ですぐさまボールを奪い返し、攻撃に転じた。波状攻撃を繰り返し、立命大陣内で試合を進める時間が続くがフィニッシュの精度を欠き、追加点には至らない。立命大も機を見たカウンター攻撃で反撃にでるが得点は奪えず。結局試合は4―0で終了。阪南大が随所で特長を見せ、快勝を収めた。【新貝卓丸】
【試合結果】
阪南大 4―0 立命大
(4―0、0―0)
▽得点者
【阪】MF脇坂2(5分、20分)、FW山口拓(10分)、DF吹ヶ(39分)
【試合後のコメント】
▽阪南大・須佐監督
主力がそろったのが大きい。特に左サイドの吹ヶが復帰したのはよかった。テンポよく行こうというのは話していたのでうまくいってよかった。ただ後半は点を取らないと駄目。まだまだボールロストも大飯。残りもしっかり勝ってチーム力を上げてインカレに臨みたい。
▽立命大・米田監督
やることをしっかりできたら後半みたいになる。残りの試合やるしかない。
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