【野球】関大 投手力で勝ち点獲得

◇野球=関西学生 秋季リーグ戦第6節3回戦(11日・ほっともっとフィールド神戸)
〈立命大0ー4関大〉
第6節の立命大対関大の試合は関大が2勝し、幕を閉じた。関大が勝ち点を獲得しため、立命大が優勝する可能性はなくなった。
先発の阪本大(4年)は延長15回引き分け無失点を含む4試合連続の完封。53イニング無失点でリーグ記録を更新した。
関大は3回、相手のフォアボールで中島(4年)、続く多田(3年)が出塁すると古川(3年)の犠打で進塁しワンナウト2、3塁の好機を作る。すると太田(3年)のファーストへのゴロが相手の失策を誘い、中島、多田が一気にホームイン。2点を先制した。
関大の勢いは止まらない。5回には、再びフォアボールで出塁した中島が盗塁に成功する。さらに古川のレフト前ヒットでチャンスを広げると、太田のゴロと倉川(2年)の右中間を破るタイムリースリーベースヒットでさらに2点を追加。4-0で勝利し、勝ち点を獲得した。今試合も相手に得点を許さなかった関大は、勢いそのままに関学大戦に備える。【田中春菜】
立命大
000 000 000=0
002 020 00X=4
関大
【立】●坂本、小橋、渡邉大ー大本
【関】○阪本大ー久米
▽三塁打=倉川(関)
▽二塁打=早田(立)
【試合後のコメント】
▽関大・早瀬監督
「阪本大のコントロールが良かった。フォアボールもなく、丁寧に強気に攻める、素晴らしいピッチングだった。投手陣の成長でここまで来れた。関学大戦もしっかりと戦って、良い終わり方をしたい」
▽関大・阪本大選手
「初回の連打で、点は入れたらだめだと思って投げていた。久米を信じて、打たれても平常心でいることを心がけた。1人の力ではなくみんなの力で勝ったと思っている」
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