リーグ通算100本安打を達成した小深田(24日・ほっともっとフィールド神戸で 撮影=下島奈菜恵)

 ◇野球=関西学生 秋季リーグ戦第4節2回戦(24日・ほっともっとフィールド神戸)
 〈同志社大2―9近大〉
 近大が同志社大を下し、勝ち点を2とした。近大1番小深田はリーグ通算100本安打を達成。
 先発・小寺は者安打に抑え、中盤は11者連続三振を決めるなどの好投で、今季初の完投勝利を収めた。【守友春菜】
同志社大
  000 000 020=2
  402 300 00×=9
近大
【同】●溝田、仲野、渡邉、難波
【近】○小寺ー川上、山本

▽本塁打=佐藤1号2ラン(近)
▽二塁打=四川、山岸(同)、川上(近)
【試合後のコメント】
▽近大・田中監督
「小深田本人もプレッシャーがあったと思うが、(1回でヒットを打って点を取ったことをきっかけに)一気に盛り上がって良かった。(小深田が100安打を達成して)こちらとしてもほっとした。立派なものだと思う。小寺も初めて完投して自信につながっただろう。今週末は関西大との試合だが、打線が活発なので良いつながりで次に入っていけると思う。」

▽近大・小深田選手
「(自分が1回でヒットを打ったことをきっかけに)みんな良く打ってくれて、楽に試合が進んだ。100安打を達成した試合が勝利で終わって良かった。自分はホームランなど大きいものを打つタイプではないが、(100安打は)自分のできるバッティングを続けてきた結果。連覇を目指して、キャプテンとしてしっかりチームを支えていけたらいいと思う。」