【野球】関大 投打かみ合い勝ち点獲得

◇野球=関西学生 秋季リーグ戦第2節3回戦(11日・皇子山球場)
〈関大8―0京大〉
関大が投打にかみ合い、京大に快勝。勝ち点を獲得した。先発は8月20~29日に開催された第29回ユニバーシアード競技大会(台湾・台北市)に、日本代表選手として参加していた阪本大(4年)。九回3安打9奪三振で、自身リーグ戦初となる完封勝利を挙げた。力強いストレートを武器に六回以降をパーフェクトに抑える好投を見せ、チームの勝利に大きく貢献した。
いっぽう1、2回戦はバットが湿りがちだった打線も、計12安打と勢いを取り戻した。三回、先頭の久米(4年)が右中間を破る三塁打を放ち、無死三塁の好機を作る。すると続く阪本大(4年)が京大・藤原(2年)の球を右前に運び、自らのバットで1点を先制した。さらに四回、三塁打で出塁した4番の倉川(2年)が若泉(4年)の犠飛で本塁に生還し、1点を追加。試合後半にも追加点を重ね、8対0で京大に勝利した。京大は投打に精彩を欠き、2014年秋以来の勝ち点獲得には至らなかった。【山本穂波】
関大
001 102 103=8
000 000 000=0
京大
【関】○阪本大―久米
【京】●藤原、杉浦、長谷川―村山、黒山
▽三塁打=久米、倉川(関)
▽二塁打=前田、古川(関)
【試合後のコメント】
▽関大・早瀬監督
「今日の阪本大はボールのキレとコントロールで勝負する、彼の良いところが出たピッチングだった。バッティングも期待通り。打線もまたまだこんなものではないとは思う。良い当たりも少しずつ出始めた。アウトになる内容がもうひとつ上がってくれば」
▽関大・阪本大選手
「今日は最後までストレートを自分の思い通りに投げることが出来た。体に張りがあったが、昨日今日とケアをしてもらい良いパフォーマンスが出来た。台湾では練習できる環境が限られていたし、試合でも4イニング投げただけだったので、帰ってきて長いイニングを投げれるか不安だった」
コメントを残す