【アメフト】京大 関大に競り勝ち白星発進

◇アメリカンフットボール=2017 関西学生リーグDivision1 第1節(8月25日・西京極総合運動公園陸上競技場)
<京大13―10関大>
京大は関大に13—10で勝利し、リーグ開幕戦を白星で飾った。攻撃では入山らRB陣が中央を幾度となく突破するなど関大ディフェンスをランで圧倒。守備でも主将のDL植村を中心とした集中した守りで要所を締め、勝利を手繰り寄せた。
3—3の同点で迎えた第3Q、京大がランでリズムをつかむ。RBの入山、佐藤らがOLの開けた走路を駆け抜け、敵陣深くまで侵入。すると、続く攻撃で入山がエンドゾーン付近でファンブル。そのボールをWR山田がエンドゾーンでキャッチし、意外な形で京大が勝ち越しに成功する。
その後FGで追加点を挙げ、逃げ切りに掛かる京大に対し、関大が猛反撃。第4Q、関大RB畑中がゴール前でランを開始するとそのままエンドゾーンまで駆け込み、3点差まで迫る。その後も攻勢を強めるが、パスのミスが響き追いつくには至らず。京大QB田中のニーダウンで試合終了を迎えると、京大ベンチは歓喜の輪に包まれた。京大は次節、龍谷大と対戦する。【新貝卓丸】
【試合終了】京大 13—10 関大
(0—0、3—3、10—0、0—7)
【試合後のコメント】
▽京都大・西村監督
何とか勝ててよかった。ディフェンスが植村を中心に集中力を持ってよく頑張ってくれた。春からランを中心にやってきたのでOLには自信を持っていた。(ファンブルからのTDについて)あれはたまたま。運がよかった。勝てたものの関大に苦戦したというのが本音。入山はスピード、力強さ、思い切りのよさがうまく出ていたと思う。(今後に向けて)この勝利で選手たちに自信がついてくれればと思う。一戦一戦しっかり戦っていきたい。
▽京都大・RB入山
(TDについて)ファンブルしてしまって自分的には最悪なプレーだったが、TDにつながってよかった。OLがしっかり走路を開けてくれたのでとにかく迷わず、思い切り縦に行こうと心掛けていた。初戦で勝つことができたのは自分が入部してから初めて。春全勝の勢いそのままに勝つことができた。(自身の)目標は関西学院大に勝つことなのでそこに向かって頑張っていきたい。
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