七回で四球を選ぶ近大小深田(6月25日・わかさスタジアムで 撮影=山本穂波)

 

 野球の第24回大学関西オールスター5リーグ対抗戦の決勝が6月25日、わかさスタジアム京都で行われた。関西学生が12—2で京滋に八回コールドで勝利し、2年ぶりの優勝を飾った。関西学生が頂点に輝いたのは今回が9回目で、5リーグ中最多。

 準決勝(同24日)は12安打と打線が火を噴き、迎えた決勝。初回に2点を先制し勢いに乗ると、先発の山本(関大・3年)が七回途中を4安打に抑える好投を見せる。

 最優秀選手賞には、小深田(近大・4年)が選ばれた。

 今回の優勝で、秋に行われる明治神宮大会関西地区代表決定戦のスーパーシード権を獲得。チームを率いた早瀬監督(関大)は試合後「シード権は獲得するに越したことはない。秋に向けてのモチベーションにもなる」と満足げに振り返った。

【山本穂波】