【写真】先制点を決め、喜ぶFW藤山(右)とFW林(左)(6月11日・キンチョウスタジアムで 撮影=冨成朋美)

 ◇サッカー=第95回関西学生リーグ前期第10節(6月11日・キンチョウスタジアム)

 <大体大2—0阪南大>

 5位大体大が2位阪南大を相手に2—0の完封勝利を収めた。前半をスコアレスで終えるも、後半に大体大FW林の1ゴール1アシストで2得点を奪取。その後は粘り強い守備で阪南大の攻撃を0に抑えた。敗れた阪南大は今季初の連敗となった。
  
 両チームとも試合の主導権を握ろうと、序盤から球際の激しい攻防が繰り広げる。阪南大は先発に復帰したMF重廣(J2京都サンガF.C.内定)やMF脇坂(J1川崎フロンターレ内定)を中心に攻撃を組み立てるが、得点には結びつかない。大体大は阪南大の攻撃をしぶとく弾き返し、カウンターで応戦。互角の勝負を展開し、前半を終える。
  
 後半に入り、先手を取ったのは大体大。相手DFの裏にボールを入れ、多くの好機を生み出す。すると51分、裏へ抜け出した林がペナルティーエリア内に侵入し、ゴール前へラストパス。最後はFW藤山が押し込み、先制点を奪う。さらに60分、中盤でボールをもらったMF江郷下がDFの裏に走り込んだ林にロングボールを供給。そのままゴール前まで持ち込んだ林が相手GKとの一対一を冷静に制し、追加点を挙げる。
 
 後がなくなった阪南大は攻撃的な選手を次々に送り出し、反撃を試みる。しかし、大体大DF菊池を中心とした固い守りの前に強力な攻撃陣は沈黙。最後まで1点が遠く、無得点のまま試合終了。2戦連続の完封負けを喫し、首位びわこ成蹊大との勝ち点差は6に開いた。一方、3試合ぶりに白星を挙げた大体大は勝ち点を17に伸ばし、上位陣に食らいついている。【新貝卓丸】
 
【試合経過】
【前半】大体大0—0阪南大
【後半】大体大2—0阪南大
【試合終了】大体大2—0阪南大
▽得点者
【大】FW藤山(51分)、FW林(60分)
  
【試合後のコメント】

▽大体大・松尾監督

 前半を0に抑えて、後半に勝負しようと思っていた。前半いい守備ができていたので落ち着きを持って後半に入れた。徹底して背後を突いて行けたので、相手の良さを軽減できた。守備が激しく行けるようになったので、少しずつ自信がついてきた。(阪南の攻撃を抑えることができたのは)コンディションを整えて、準備してきたことがうまく出たと思う。