【サッカー】阪南大 近大に完封勝利

◇第95回関西学生サッカーリーグ前期第5節(5月6日 ヤンマースタジアム長居)
<阪南大1-1近畿大>
開幕4連勝で首位をひた走る阪南大が今季まだ1勝と苦しむ8位近畿大を迎え撃った。昨年の後期第6節では8-4で阪南大が勝利するという壮絶な打ち合いを演じた。今節も両チームの攻撃力が光るかと思われたが、阪南大が地力の差を見せつける結果となった。まずは20分、DF岡部がMF林との連携で右サイドを崩しクロスを上げると、これが相手DFのミスを誘いオウンゴール。ラッキーな形で先制に成功する。続く32分にはMF重廣からのパスを受けたFW山口が右足を一閃。強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さり、阪南大が難なく追加点を奪う。さらに攻撃の手を緩めない阪南大は44分、山口が蹴ったCKにDF岡部が頭で合わせ、前半で3点ものリードを奪う。後半に入っても阪南大の勢いは衰えない。流れるようなパスワークで敵陣へ侵入すると51分、重廣がダメ押しの4点目を決める。反撃したい近大だったが、阪南大の連動したハイプレスに苦しめられ、中々ゴールに結びつけることができない。試合終了間際に獲得したFKのチャンスも決めきることができず力尽きた。終盤にかけてペースダウンしたものの終始試合をコントロールした阪南大が守備陣にけが人を抱える中で完封勝利。連勝を「5」に伸ばした。【新貝卓丸】
【前半】阪南大3-0近畿大
【後半】近畿大1-0近畿大
【試合終了】阪南大4-0近畿大
【得点】阪南大:オウンゴール(20分)、FW山口(32分)、DF岡部(44分)、MF重廣(51分)
▽阪南大・須佐徹太郎監督
前線からの守備ははまっていた。ただ球際で負けていたのは駄目。まだまだ動き出しが少ない。無理して中に入れなくてもサイドの選手に当てたらいい。吹ケと大野がいなくて勝てたのは大きい。(田中)彰馬を90分使い続けれたのはよかった。連戦はきつかったが、近大の攻撃を0に抑えることができてよかった。
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