【サッカー】関学大 桃学大と痛み分け

◇第95回関西学生サッカーリーグ前期第5節(5月6日 ヤンマースタジアム長居)
<関学大1-1桃山学院大>
前節近畿大に勝利し、3位に浮上した関西学院大。連戦の最終戦となる今節を物にし、連勝を飾りたいところだ。試合は関学大がボールを保持する展開。中盤でボールを落ち着かせながらチャンスをうかがう。すると前半15分、MF山本のスルーパスに抜け出したDF高尾が右サイドの深い位置からクロス。FW貴船が反応し、ゴール前で混戦状態となるも最後はFW中大路が押し込み、関学大が先制する。しかし、関学大がリードを奪ってからは桃山学院大ペース。高い位置からのプレスで敵陣に押し込み、ボールを奪ってからのショートカウンターで関学大ゴールに攻め込む。何度もゴールに迫るシーンがあったが決め手を欠き、前半を折り返す。後半も関学大がボールを持ち、桃学大がカウンターで応戦するという構図で試合は進む。同点に追いつきたい桃学大は69分、MF田中がペナルティーエリア手前から思い切りよくシュート。左足から放たれたボールは美しい放物線を描きゴールに吸い込まれ、試合は振り出しに戻る。その後は両チームとも一進一退の攻防を繰り広げるもゴールを決めることはできず試合終了。痛み分けのドローとなった。【新貝卓丸】
【前半】関学大1-0桃学大
【後半】関学大0-1桃学大
【試合終了】関学大1-1桃学大
【得点】関学大:FW中大路(15分) 桃学大:MF田中(69分)
▽桃学大・松本直也監督
連敗していたので、何とか勝ち点3が欲しかった。失点が簡単すぎたので、もったいなかった。予想外に(相手が)引いてきたので、前半の決定機を1本でも入れれていたら結果は違ったのかなとも思う。(守備について)前から行こうと言っていたので、連戦の疲れもある中でそれがうまくはまってよかった。(MF田中選手について)スタメン起用に応えてくれた。結果を出してくれたので、選手層も厚くなったかなと思う。この引き分けを次ぎに生かしたい。しっかりと休んで次の立命館大戦につなげていきたい。
コメントを残す