【野球】同志社大 打撃戦を制す

平成29年度関西学生野球春季リーグ戦第5節同志社大-京都大の3回戦が1日、南港中央球場で行われた。同大は1回、1番辻が死球を受け出塁すると、2番矢野が初球で犠打を決め、一死2塁の好機を作る。打席には今日打順が3番に戻った平山。鋭く上がった打球は右翼線へ落ち、先制の適時二塁打に。福原、前田、山岸も続き4連打となり、四川の犠飛も加わって初回に一挙3得点をあげる。さらに2回にも3点を追加し、6-0と京大を突き放した。試合はこのまま同大のペースで進むかと思われたが、京大も負けじと反撃に出る。3、6回に点を返し試合は点差を縮めるが同大も得点を重ね9-5で迎えた9回。同大はさらに2点を返され逆転の走者を許すも2番手投手の村居が踏ん張り、両チーム2桁安打の打撃戦を制した。同大は今季初の勝ち点を獲得した。
同大 330 010 200=9
京大 002 003 002=7
【同大】○福島、村居-山岸
【京大】●樋川、長谷川、松本、杉浦-飛田、村山
三塁打:平山(同大)、西(京大)
二塁打:平山2、福島、山岸(同大)
長谷川、中村侑、村山(京大)
【試合後のコメント】
▽同志社大・澁谷卓弥監督
「打ったり打たれたり失策をしたり、良いところと悪いところが出た試合。6回の牽制死から流れがおかしくなった。余分な四死球が多かったのが課題。2番手に村居を起用したのは、京大の1~5番に左打者が続いていたので。起用は試合前から伝えていた。先発の福島は7イニング頑張ってくれた。金曜(5日)から次の試合が始まるが、競ったゲームの後で気持ちの張ってるなか臨めるのは良い。苦しい中で勝ち点を獲得できた。次もまず1勝という気持ちで戦いたい」
▽京都大・青木孝守監督
「オープン戦では打てていなかったが、当たり出してきて良い感じになってきている。しっかり振っているからだと思う。僕の考えが選手たちに浸透してきたというよりは僕と彼らの考えてることが一致してるのではないか。打線は水物だし、チームは2、3回生が多い。守備もいいプレーもあるがミスもある。そのへんがまだまだ。次は9日に関学大との第2節3回戦があるが、総力戦になると思う。当初の目標は勝ち点3だったが、まだ2つとれるチャンスがある」
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