平成29年度関西学生野球春季リーグ戦第3節立命館大‐関西学院大の1回戦が4月15日、皇子山球場で行われた。立命大は4回、先頭の1番大谷の右前安打を皮切りに一死1、3塁で先制のチャンス。4番安井のゴロの間に1点を先制すると、続く5番脇屋が一塁強襲の適時二塁打を放ちさらにもう1点を追加する。さらに5回にも8番栃尾が左スタンドに飛び込む豪快な本塁打を放つなど、その後も追加点を重ね、関学大に7-1で勝利した。先発の東は抜群の制球力で9回を無四死球11奪三振の圧巻の投球で完投し、今季初勝利をあげた。

立命 000 222 001=7
関学 000 100 000=1
【立命】東-栃尾
【関学】山口、神野、谷川、松田-浅尾、佐竹

本塁打:栃尾1号(立命)
二塁打:脇屋(立命)、佐々木(立命)、片濱(関学)

【試合後のコメント】

▽立命大・東克樹選手

「自分のチームよりも先に先制点を取られないようにと監督に言われていたが、それができたので自分のリズムに乗れた。4回裏(のピンチ)も2点あったので1点は全然オッケーの気持ちで投げた。優勝争いに食い込むには負けていられないので勝ててよかった。真っすぐ自体のスピードは出ていなかったが、コントロールは安定していた。三振が多く取れたのは(球が)キレてたんじゃないかなと思う。大学生のうちに時速150キロは出したいが、スピードを意識しすぎてキレがなくなったらいけない。キレとコントロールを重要視したい」