UNN関西学生報道連盟は、関西9 大学からなる報道サークルです

【3・4月号掲載】本のPV制作 学生が作曲

パパから学ぶ「超ひも理論」



「マンガ 超ひも理論をパパに習ってみた」を手に持つ橋本幸士教授(撮影=垣内勇哉)

 大阪大出版会は、同会が刊行した書籍「マンガ 超ひも理論をパパに習ってみた」に曲付きのプロモーションビデオを作成した。
 漫画の原作は阪大理学研究科の橋本幸士教授が手掛けた小説「超ひも理論をパパに習ってみた」。絵は漫画家の門田英子さんが手掛けた。物理学の最先端理論「超ひも理論」と「異次元」について、高校生の「美咲」が、橋本教授をモチーフにした父の「浪速阪教授」から授業形式で教わるストーリーだ。
 曲を作ったのは阪大の音楽サークル「ラムレーズン」。歌詞は、作曲の企画が持ち上がる前から橋本教授が考えていたものを基にした。阪大出版会は以前にも、書籍「夫源病こんな――アタシに誰がした――」、「証明の探求 高校編!」でプロモーションビデオを作成している。大学の出版会から漫画が刊行されることについても「書籍を手に取ってもらうユニークな方法として、大学のPRにもなる」と反対意見はなかったという。
 「科学者の生態を知ってほしい」と話す橋本教授。「浪速阪教授」の日常を切り取ったシーンを多く盛り込み、ロシアの科学者に研究を先行されたエピソードなど、自身の実話も紹介した。研究成果を一般人に説明してもあまり興味を持ってもらえない経験から、研究者を身近に感じてもらおうと狙ったという。「科学に興味を持つきっかけになれば」と期待を込める。
【おことわり】
3・4月号では学生の学年を、3月までの学年で表記しています。

div>