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女性起業家 の「夢」めぐる

武庫川女子大生が冊子制作



完成した冊子「夢めぐり」を手に持つ学生たち(撮影=下島奈菜恵)

 武庫川女子大の学生らが女性起業家21人を特集した冊子「夢めぐり」を1月24日に発行した。企画したのは生活環境学部情報メディア学科の松野精非常勤講師のゼミに所属する4年生12人。取材や写真撮影、記事のレイアウトの作成も自分たちで行った。
 冊子に取り上げたのは、大阪、兵庫の飲食店や雑貨店を経営する女性起業家たち。学生が普段から足を運ぶ店を選び、店の紹介と経営者へのインタビューが掲載されている。
 学生があまり馴染みのない起業を身近に考えるため、冊子で身近な女性起業家を特集したいという話が出たのが2015年4月。起業支援に力を入れている近隣の四つの市から融資を受け、昨年4月から本格的に企画が始まった。
 「読者にわくわくしながら楽しく読んでもらいたい」と店の写真に吹き出しで短いコメントを付けたり、ゼミ生の似顔絵を入れたり手描きのデザインにした。「冊子のデザインを決めるとき、色にこだわった」と話すのは中山佳奈さん。夢がたくさんあるということを何かに例えて色で表現したいと、多彩な色を持つ虹をデザインに採用した。
 冊子を作る上で苦労もあった。取材するのは初めてだったのでやり方が分からず、松野講師の指導の下取材マニュアルを作った。しかし、質問を発展させることや、寡黙な相手から話を引き出すことは難しく、取材後に「インタビュー内容が薄い」と講師から怒られることもあったという。
 市原知咲さんは「60歳を超えてからベビー用品店を起業した女性の話が印象に残っている」と話す。取材前は起業は若くからしないと成功しないというイメージがあったが、「60歳を過ぎても天職に巡り合った」と毎日を楽しく過ごす女性を見て元気をもらった。
 「起業することが人生の選択肢として増えた。起業家はみんな現状に満足せず、常に次の目標を決めていて、とてもキラキラして見えた」と市原さんは笑顔を見せた。
 希望者は住所と氏名、「冊子『夢めぐり』希望」と記した封筒に、切手205円分を同封し、〒663-8558 西宮市池開町6の46 武庫川女子大生活環境学部 松野精非常勤講師宛てに2月末までに郵送。

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