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【アメフト】関学 早大下し2年ぶりの学生日本一

今季全勝で社会人との最終決戦へ



【写真】優勝しトロフィーを掲げる選手ら(12月18日・阪神甲子園球場で 撮影=後藤瑞波)

◇第61回毎日甲子園ボウル(2016年12月18日 阪神甲子園球場)〈関西学院大31―14早稲田大〉

2年ぶりに甲子園ボウルに帰ってきた関西学院大。再び学生日本一の座を目指し、東日本代表の早稲田大と対戦した。第1Q序盤は関学のペース。QB伊豆の正確なパスを関学WR陣が次々に捕らえ、相手を押し込む。すると、2回目のシリーズで敵陣深くまで侵入。QB伊豆がスクランブルでエンドゾーンまで運び、関学が先制する。しかし、早大もすぐさまTDを決め試合を振り出しに戻し、第1Qを終える。第2Qも気迫のこもった攻防を繰り広げ、両者一歩も譲らない。互いに行き詰まる展開だったが、関学が地元の大声援を味方につける。パス、ランを効果的に織り交ぜ、相手ゴール前まで押し進めると、最後はRB加藤が中央を突破しTDを決める。さらに、直後の守備でビッグプレーが飛び出す。相手QBが投げたボールをLB山本祐がインターセプトし、そのままエンドゾーンを駆け抜け関学が一気に早大を突き放す。第3Qに早大にTDを決められるも、関学は慌てない。第4Q、時間を使いながらも確実に相手陣内へ歩を進め、K西岡のFGで追加点を挙げると、終盤にはRB野々垣がスピンを駆使した華麗なランで駄目押しのTDを奪い、試合を決定づけた。互いの意地がぶつかり合った好ゲームを関学が制し、2年ぶり28度目の学生日本一を達成した。甲子園ボウル最優秀選手にはQB伊豆が選出された。関学は来年1月3日のライスボウルで社会人王者の富士通と対戦する。

【第1Q】関学7−7早大
【第2Q】関学14−0早大
【第3Q】関学0−7早大
【第4Q】関学10−0早大
【試合結果】関学31−14早大

年間最優秀選手(チャック・ミルズ杯)=LB山岸明生
甲子園ボウル最優秀選手=QB伊豆充浩

【試合後のコメント】
▽関学・鳥内監督
やっかいな相手だった。早い段階で打開策を見つけることが出来て良かった。(インターセプトリターンTDについて)うちにとっても大きかったが、あいてにとってもある意味大きかったと思う。(QB伊豆について)今日はもっと出来たはず、もっと決めてほしかった。(ライスボウルについて)なかなかしんどい相手だが、負かしてやるという気持ちで臨む。

▽関学・LB山岸
月曜日からはみんなで目標・日本一になることを再確認した。点数離せないときにいかにディフェンスが対処するかが大切だと認識していた。ディフェンスはもともと準備していたので、焦らず慌てずやった。よく耐えたと思う。何本倒されてもやること変わらず頑張っていこうと話していた。甲子園の舞台でずっとたくさんの人の前でプレーしたかったから、勝つことができてとてもうれしい。最終目標は社会人チームに勝ち、日本一になることだ。2年前、自分が2年のときに敗れた相手のイメージもあるので、もう一度戦えることに感謝して臨みたい。

▽関学・QB伊豆
はじめは苦戦した。パスが通るイメージがあまり掴めていなかった。自分がボールを持って走っていけたのは周りにいるみんながコースを作ってくれたから。MVPのトロフィーがもらえたことは嬉しかった。自分の出来としてはまだまだだけど、勝てたことは嬉しかった。また、チームのみんなに助けられたところもあった。周りのことをみんなが考えるようになったことが勝てた要因だと思う。ライスボールへの挑戦権を得たことをチャンスにして、チームを勝たせたい。

▽関学・RB橋本
スピードは関西では考えられない速さだった。早大用にプレーを用意していたが、(第1Qでは)上手くできなかった。第2Q以降では攻め方を変えた。OLが魂のこもったプレーをしてくれたから、その思いを背負ってダイブした。4年生になり、今年一からチームを作ってきて最後に勝てたことが嬉しい。ラッキーではあるが、やってきた結果が出てよかった。

▽関学・LB山本祐
素直にうれしい。少ないチャンスの中で、自分が流れを変えようと交代選手としてがむしゃらにプレーした。(早大は)非常に頭良くて、何をしてくるか分からなかったので不安だった。(インターセプトリターンTDについて)ボールがゆっくり見えた。DB小椋から見といてくれと言われて、本当にボールが来た。TDを決めた時にみんなが来てくれたので、うれしかった。自分のTDで流れを変えられたので自分としてもディフェンスとしても良かった。

▽関学・RB野々垣
いつも通り走れたらと思っていた。自分の強みのスピンやカットバックでかわすことができた。(TDについて)ゴールラインが見えた時に2人の相手が見えたが意地でもTDをやってやろうと思った。高校の時から届かなかった日本一。自分たちの代で達成できて言葉にならないくらいうれしい。このメンバーで、みんなでつかんだ日本一だと思う。優勝したが、自分たちの目標は社会人に勝っての日本一なのでそれを達成したい。

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