【ラグビー】立命 最終節で関大下し5位で終幕
◇関西大学ラグビーAリーグ第7節(12月3日・西京極総合運動公園)
○立命館大40-28関西大●
MOM角野友基(立命・4年)
勝利したチームが5位となる最終節の第1試合。立命は前半5分にFL古川がラックから持ち出して先制トライを奪い、序盤から関大に勢いを見せつけた。前半で5つのトライを奪った立命はSO角野の活躍により4つのゴールキックに成功し、試合の主導権を握る。ミスが重なった関大のプレーにも助けられた立命は、33対0と前半で大きく突き放す。後半、勢いを取り戻した関大に3連続トライを許すも、23分に立命は粘りを見せラックからSH高島、SO角野、FB山本へとパスをつなぐ好プレーでトライを獲得。12点差で勝利を収めた立命は5位でリーグ戦を終えた。敗れた関大は8位となり、10日の入れ替え戦に臨む。
【試合後のコメント】
▽立命館大・中林正一監督
「最後の試合ということで今までやってきたことを思い出して、なんとか勝ちたいという思いが強かった。選手はその思いを出してくれた。前半はうまくいきすぎ。後半は今年のチームを表していたと思う。勝っていてもトライを取られて不安になっていた。相手は後半に開き直って、思い切りタックルしてきた。今年は精神的にリーダーシップを取れる選手が少ないチーム。まだまだ実力がない。一から鍛え直さないとだめ。今、試合に出ている下級生がこの悔しさを次につなげられるかどうか。4年生は根性のある奴が多かった。来年のチームはがむしゃらさを追求していきたい」
▽立命館大・SH高島理久也主将
「最初からいつも通りの気持ちで、全員気持ちを入れて試合に臨んだ。前半にトライを多く取れて良かったが、後半は相手の気持ちが強かった。結果的に12点差で勝てて良かった。トライを取られた後に円陣を組んで、しっかりディフェンスできたと思う。今年は試合前の気持ちの作り方がうまくできなかった。来年はメンバー以外の4回生も主体になって、必死にチームを作り上げてほしい。今まで監督やチームの期待に応えられたかは分からないが、それなりのことはキャプテンとしてやってきたつもり。後悔はない」
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