◇関西学生アメフトリーグ第5節(2016年10月22日・西京極陸上競技場兼球技場)
<立命大28-3京都大>

秋のリーグ戦もいよいよ大詰めとなり、上位対決に突入。リーグ連覇を目指す立命館大と、前節同志社大に勝利した京都大が対戦した。第1Q、京大は着実にダウン更新しリズムをつかんだかに見えたが、立命のQB西山が流れを変える。的確にパスを通し、攻撃に勢いをもたらすと9分、WR近江へTDパスを通し、立命が先制する。第2Qも立命が主導権を握る。RB西村が抜群のスピードを見せ、2つのTDを決めるなど得点を重ねていく。京大も第2Q終了直前にK滑川が47ヤードのフィールドゴールを決め、意地を見せる。第3Qに入ると試合は落ち着きを見せるが、終了間際にQB西山から再びWR近江へTDパスが決まり、立命が突き放す。京大も最後まで攻めの姿勢を見せたが立命ディフェンスを崩すには至らず、試合終了。QB西山の冴え渡るパスとRB西村のスピードで京大を圧倒した立命が全勝を維持し、次節関西大と対戦する。

【試合後のコメント】
▽立命館大・米倉輝監督
「粘り強くディフェンスし、猪熊、西村らの個人技で相手を突き放せた。FGミスなどがあったが次節までに改善が必要。自分たちの力を把握して見つめ直す必要がある」

【第1Q】立命7-0京大
【第2Q】立命14-3京大
【第3Q】立命7-0京大
【第4Q】立命0-0京大
【試合結果】立命28-3京大