関西学生野球秋季リーグ戦第6節、立命館大-関西大の1回戦が、10月9日南港中央球場で行われた。立命は両者無得点のまま迎えた7回、死球と5番辰己、代打佐々木の安打などから二死満塁の好機をつくると、9番東が左前適時打を放ち待望の先制点を挙げる。続く8回は、二死二塁の場面で辰己が右越え2ランを放ち2点を追加。4―1で立命が勝利を収めた。先発の東は無四球で5安打1失点の好投で完投し、3勝目を挙げた。

立命 000 000 220=4
関大 000 000 001=1
【立命】東-佐野
【関大】吉川、阪本大、濱田-久米、高橋

本塁打:辰己(2号2ラン・立命)
二塁打:小田(立命)、古川(関大)、土井(関大)

【試合後のコメント】
▽立命館大・後藤昇監督
「バッテリーが良かった。東は去年のようなストレートを多めで変化球を投げるという、いいピッチングをしてくれた。辰己のホームランは悪い雰囲気を一掃してくれた。投手を中心に最小失点で抑えられていることが勝ちに繋がっている。(関大・先発投手の)吉川を捕まえられなかったのは残念。連勝で勝ち上がって、勝ち点4で同立戦を迎えたい」

▽立命館大・東克樹投手
「佐野のリードが引き立ててくれて、自分らしいストレートで押していくピッチングができた。真っすぐで抑えるといういい経験ができたので、今後も良くなると思う。今後の試合も投手戦になると思うので、投手陣全員で抑えないといけない」