【野球】関学 近大に快勝で勝ち点2
関西学生野球秋季リーグ戦 第5節 近畿大-関西学院大の2回戦が、10月5日南港中央球場で行われた。関学は初回、2番大倉が四球で出塁すると、3番森中が左中間へ適時二塁打を放ち先制する。同点に追い付かれた直後の3回には9番後藤田、1番中西雄、森中の安打で一死満塁とすると、四球や失策などで4点を奪取。4回には大倉が右越えソロを放ち、その後も着実に加点して10安打8得点と近大を突き放す。投げては先発の後藤田が近大打線を4安打に封じ、1失点完投で今季2勝目。連勝で近大を下し、関学が勝ち点を2とした。
近大 001 000 000=1
関学 104 101 10×=8
【近大】●小寺、池田、村西、横山-山野、川上
【関学】○後藤田-仲川
本塁打:大倉(1号)(関学)
三塁打:小深田(近大)、赤川(関学)
二塁打:竹村(近大)、森中、赤川、小越(関学)
【試合後のコメント】
▽関西学院大・竹内利行監督
「後藤田がよく投げた。秋は好投が続いていたので先発させた。それだけの練習はしてきている。打線は相手の押し出しもあって突き放せた。近本、浅尾がケガしているので、チーム全員でカバーできたのでは。(立命に)負けて尻に火がついたので4年生が頑張ってくれると思う」
▽関西学院大・後藤田崇作投手
「昨日の中内が好投したので自分もそれに続こうと思った。丁寧に投げることを意識して、カーブなどの変化球で緩急をつけて打たせて取った。春は登板機会があまりなく、『秋に見返してやろう』という気持ちを持っていた。春と違ってフォームが安定し、良いストレートが低めに投げられている。次からは一戦も落とせないので、勝ちにこだわっていく」
▽近畿大・田中秀昌監督
「完敗。相手の力が上だった。技術もメンタルもまだまだ。投手陣は粘り強さがない。チーム全体として、勝利への執念がない。それが結果に出ている」
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