【サッカー】阪南大 激闘の末、桃学大とドロー
◇関西学生サッカー後期リーグ第5節(10月1日 J−GREEN堺メインフィールド)
前期と合わせて6連勝と勢いに乗る首位阪南大と前節、関学相手に勝ち点1を奪った9位桃山学院大の一戦。試合開始4分、阪南大がいきなり試合を動かす。ペナルティーエリア内でFW山口のパスを受けたMF脇坂がシュート。GKが弾いたボールにFW草野が詰め、阪南大が立ち上がりに先制に成功する。しかし、桃学大も反撃に出る。16分、MF田坂のスルーパスに抜け出したFW岡がペナルティーエリア内に侵入。鋭い切り返しで相手DFをかわすと、最後は冷静にGKとの1対1を制し同点に追いつき、前半を終える。後半、阪南大がボールを保持する展開が続くが、桃学大もカウンターや気迫のこもった守備で応戦し、両者互角の勝負を繰り広げる。行き詰まった展開を打破したのは阪南大。70分、FW山口からの右CKにDF甲斐が打点の高いヘディングシュートをたたき込み勝ち越しゴールを奪う。主将の一撃により阪南大の勝利で終わるかと思われたが、81分、桃学大が底力を見せる。MF徳永からの右CKにまたしても岡が頭で合わせ再び同点に追いつく。両チームのハードワークが目立った試合は激闘の末、2−2の引き分けに終わった。
【前半】阪南大1-1桃学大
【後半】阪南大1-1桃学大
【試合終了】阪南大2-2桃学大
【得点】阪南大:FW草野(4分)、DF甲斐(70分) 桃学大:FW岡2(16分、81分)
【試合後のコメント】
▽阪南大・須佐監督
(裏に抜け出された)1失点目はなくさないと。2失点目は体ではなく相手の足に飛んで、やられてしまった。(後半は)体力が無くなったメンバーがいて、そこからミスが出てしまった。相手の逆をつけるチームにになっていかないと。(桃学大は)残留争いもあるから死に物狂いでやってきた。うちとの差もない。(次節の近畿大戦について)楽じゃない相手。前線の選手が能力が高いのでしっかりやっていければ。
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