関西学生野球秋季リーグ戦 第4節 立命館大-関西学院大の1回戦が、9月24日ほっともっとフィールド神戸で行われた。立命は初回から二死一、二塁とチャンスをつくると、5番辰己のフェンス直撃の2点適時二塁打で先制する。3回一死一、二塁の場面では4番高島が右越えの2点適時二塁打を放ち関学を突き放した。2点差に追い上げられ迎えた6回には4連打の猛攻で一挙3点を追加。8得点を奪うなど打線が奮起した。守備では3投手が関学打線を3点に抑える粘りのピッチングを見せた。

立命 203 003 000=8
関学 100 020 000=3

【立命】○東、山上、小橋-佐野
【関学】●中内洸、山口、佐藤、下山、朝倉-浅尾
本塁打:近本(2号)(関学)
二塁打:辰己、池内、高島(立命)

【試合後のコメント】
▽立命館大・後藤昇監督
「打線が良かった。初回のチャンスをものにできたのが大きかった。4、5番の中軸が初めて機能したと思う。要所でチャンスをつくって得点につなげることができた。先発の東は変化球でカウントがとれなかったので早めに下げた。後のリリーフはピンチをつくりながらも、よくしのいでくれた。チームの雰囲気もよく、盛り上がっていた」

▽関西学院大・竹内利行監督
「今日は完敗。いいところがなかった。ミスは出るし、エースが序盤にあれだけ失点すると厳しい。中内は力んで球が高くなってしまっていた。打線は立命の辰己君のように、追い込まれてから打ち方を変えるなど対応をしていかないといけない。明日は一から出直し。選手が頑張ってくれると信じる」