関西学生野球秋季リーグ戦第1節、立命館大-京都大の1回戦が9月3日わかさスタジアム京都で行われた。立命は5回、二死から1番池内、2番早田の連打と四球で満塁とすると4番高島が中前適時打を放ち、2点を先制。続く5番辰己が3点本塁打を放ち、この回一挙5得点とつき放す。6回にも池内の犠飛で1点、9回にも辰己、代打谷口の適時打などで4得点し10-1で圧勝した。

立命 000 051 004=10
京大 000 000 001=1

【立命】◯東-佐野
【京大】●平田、岩本、宇納、井口-村山

本塁打:辰己(立命)
二塁打:辰己、脇屋、佐野(立命)、森本(京大)

【試合後のコメント】
▽立命館大・後藤昇監督
「(5回までは)何回も点をとるチャンスがあったのにとれなかった。情けない。野手がもっと打たないと。(東投手について)立ち上がりでトップバッターを出したのは気にくわないが、途中からが良かった。完投させるつもりで投げさせたので、9回は粘ってほしかった」

▽立命館大・辰己涼介選手
「開幕戦でいいスタートをきれたので良かった。前の打席でヒットが出ていて気持ちが楽だった。(夏のオープン戦では)ヒットが出ず、打順も下げられた。打順についてはもっと低くてもいいと思ったが、自分の置いてくれた場所で活躍したい。リーグ戦は4連覇がかかっている。僕がいる間に監督をたくさん胴上げしたい」

▽京都大・青木孝守監督
「春より力をつけてきていて、前半はいいゲームが出来ていたが、相手がこちらのミスを見逃さなかった。完敗です。最後に1点とれたことは明日につながる」