【サッカー】立命 びわこ成蹊大下し関西3位
◇関西学生サッカー選手権大会3位決定戦(6月5日 ヤンマースタジアム長居)
<びわこ成蹊スポーツ大0-2立命館大>
雨水を含んだフィールド状態で始まった3位決定戦。試合はどちらも譲らず、硬直状態のまま前半を終える。後半に入ると立命が何度もCKなどで主導権を握り、びわこ成蹊大は防戦気味に。83分、CKからゴール前にいたMF國分が頭で合わせ、立命が待望の先制点を奪う。緊張の糸が途切れ、90分には右サイドからのパスをFW木藤が押し込み、ダメ押しの追加点で試合を決めた。立命は関西3位、びわこ成蹊大は関西4位として、8月6日から開かれる第40回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントに出場する。
【前半】びわこ成蹊大0-0立命
【後半】びわこ成蹊大0-2立命
【試合終了】びわこ成蹊大0-2立命
【得点】立命:MF國分(83分)、FW木藤(90分)
【試合後のコメント】
▽立命・米田監督
「(びわこ成蹊大は準決勝までと先発メンバーを全員入れ替えての試合)相手がメンバーをがらっと変えてきた。何か意図があるにしても、100%同士の試合をしたかったという気持ち。どんな時でも自分たちはやるべきことをやるのが、今後の課題でもある」
▽立命・MF國分選手
「3位と4位ではあまり変わらないかもしれないが、自分たちは勝つことにこだわってやってきた。3位で終わることで、リーグ戦にも総理大臣杯にもつながる。苦しい試合だったが勝てて良かった。流れが悪くても勝てるのが今年の立命のいいところ。10年振りの総理大臣杯で何かしら結果を残したい。常連校になるために、一つでも多くの試合ができるように頑張る。球際、運動量、切り替えが今のテーマ。それにパスワークをしっかりして、『今年の立命は違うぞ』というのを結果で見せつけたい」
▽びわこ成蹊大・望月監督
「普段試合に出ていない選手に大きな舞台を経験させたかった。うちはレギュラーも控えもあまり差は無い。FW青山やMF忽那は中盤の面白いプレイヤー。MF田村もそれなりの仕事をしていたので、リーグ戦でも期待できる。勝負所の経験がなく、集中力を切らしたのが敗因。総理大臣杯に向けて、残りのリーグ戦で攻撃力を上げたい」
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