【サッカー】関大 土壇場の逆転劇で阪南大下す
◇関西学生サッカー選手権大会準々決勝(5月28日 J-GREEN堺メインフィールド)
<関西大2-1阪南大>
勝利したチームが総理大臣杯への出場権を得る準々決勝。阪南大は11分、パスを受けたMF外山が冷静にシュートを決めて先制する。前半は阪南大が優位に試合を進めるが、試合終了間際の87分。関大は途中出場のFW吉井が右サイドから受けたクロスに反応。右足を思い切り振り抜くと、強烈な一撃がゴールに突き刺さり土壇場で同点に追いつく。延長に入り両チーム譲らず均衡状態が続き、延長終了間際の110分。関大は途中出場のMF清永のパスから、FW竹下が勝ち越しの一発を生み出す。関大が逆転で阪南大を下し、総理大臣杯出場を決めた。関大は6月1日の準決勝で立命館大と対戦する。
【前半】関西大0-1阪南大
【後半】関西大1-0阪南大
【延長前半】関西大0-0阪南大
【延長後半】関西大1-0阪南大
【試合終了】関西大2-1阪南大
【得点】関大:FW吉井(87分)FW竹下(110分)阪南大:MF外山(11分)
【試合後のコメント】
▽関大・前田監督
「阪南大にはリーグ戦で負けている。同じチームに2回負けるのは、個人としてもチームとしてもプライドが許さない。『強い気持ちを持ってやっていこう』と選手たちには話していた。試合中もそれを体で覚えていたのかもしれない。実力は阪南大の方が上だと思うが、トーナメントは一発勝負。気持ちで勝つことができた。対策は練ってきたが、最後は気持ちが乗っていないと意味が無い。(決勝ゴールを決めた)竹下は下から這い上がってきた選手。強い気持ちでゴールに向かっていたのが、最後の一振りにつながったと思う」
▽関大・FW竹下選手
「勝てば全国だということと、前回のリーグで阪南大に負けたことをあわせて、『絶対に勝つ』が合言葉だった。(逆転ゴールを決めたときは)足がパンパン。目の前にボールが転がってきたので振り抜いたら決まった。前半にもチャンスはあったけど、生かせず先制された。今日の結果に満足しない。これからは目の前の試合を一つずつ勝っていく」
▽阪南大・須佐監督
「うちとしてはバテるのが早かった。今後はきっちりやらないと。ズルズルいってはダメだと思う。ここから這い上がっていきたい」
コメントを残す