【野球】京大 8季ぶりの0勝10敗で終幕
京都大は0勝10敗勝ち点0で2016年春季リーグ戦を終えた。開幕節の関西大戦2戦目では、敗れはしたもののチームは11安打を放ち、延長12回の熱戦を繰り広げた。しかし、その後の試合も勝利を手にすることはできず、シーズン終盤は同志社大、近畿大を相手に4戦連続の零封負け。今季最後の試合となった5月14日の近大戦では、近大先発の岡田に抑えられチームは2安打、0−5で幕を閉じた。0勝10敗勝ち点0は2011年秋季リーグ以来8季ぶり。
【5月14日試合後のコメント】
▽京都大・青木孝守監督
「(5月14日の試合について)左ピッチャーは予想していたが、予想以上に打てなかった。小深田(近大)のホームランが痛かった。後の失点はやむを得ない。5回までに1点、2点返さないと。昨日も今日も完敗。打撃を強化して、秋のシーズンはチーム打率を2割に持っていけるように。部員の人数は過去最多。立て直して、一から出直しです」
▽京都大・佐々木佑輔主将
「投手が3点以内に抑え、打線が3点以上取ることをチームの勝ちパターンとしていた。投手が3点以内に抑えてくれた試合が10試合中3試合あったのに、そこで打てなかったのが一番大きな反省点。(打撃不振の要因について)第1節(対関西大)の2回戦で勝ちきれなくてずるずるいってしまったこと。相手投手を想定した練習を取り入れるなど、常に何か刺激を入れて打線を復調させようと思った。練習ではいい感じでも、いざ試合で打てないとなるとなにか練習から変えていかないといけない。今季の収穫はエラーの数が少なかった点。自滅した試合は少なかったので、そこは自信を持っていいと思う。秋までに打線を強化しないといけない」
▽京都大・森本来希副将
「(打撃陣について)徐々に打てなくなってきたときに、怖さを知ったなか小さくまとまっていってしまった。そこでなにか貫けるものを提示できていたら良かった。自分が率先して打って結果を出していかないと、チーム全体にも打てないのではないかという空気を出してしまうと思う。今季の試合を一試合一試合振り返って、自分がなぜ打てなかったのか反省して練習していく」
▽京都大・村山智哉選手
「(5月14日の試合について)今日は昨日と同じやり方では上手くいかなかった。本塁打を打たれてから流れが持っていかれたのが大きかった。今季は勝てずに終わって悔しい。0勝10敗で終わったという今のチームをしっかり受け止めて、一からレベルアップして次に勝てるようにしていきたい」
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