【野球】関大vs近大 延長15回0−0引き分け
関西学生野球春季リーグ戦 第5節 関西大-近畿大の1回戦が、4月30日南港中央球場で行われた。試合は両エースが好投を続け、無得点のまま延長戦に突入。近大は延長に入って再三サヨナラのチャンスを作るが、あと一本が出なかった。関大先発の阪本大は、15回を一人で投げきる好投を見せるも打撃陣が近大投手陣を前に1安打とふるわず、延長15回0-0で連盟規定により引き分けた。
関大 000 000 000 000 000=0
近大 000 000 000 000 000=0
【関大】阪本大-久米
【近大】畠、倉田、岡田、伊波-山野、川上
【試合後のコメント】
▽関西大・早瀬万豊監督
「阪本の投球に野手が応えられず何もできなかった。畠の変化球を打てと指示していたが崩された。8回以降は出塁すらしていない。これじゃ中々勝ち目がない。阪本は最後まで代えるつもりはなかった。チームで一番タフで、コントロールのある粘れるピッチャー。この試合で自信をもってほしい。明日は総力戦で戦うだけ」
▽関西大・阪本大樹投手
「いつもなら内、内のところを内、外と投げ分けられた。遅い球と速い球でバッターのタイミングをずらして、うまく丁寧なピッチングができた」
▽関西大・久米健夫捕手
「優勝につなげるために勝たないといけない一戦で、阪本は集中力が途切れなかった。最終回は守るしかないという状況。ここ一番でいいボールを投げられていた。ストレートを軸にランナーが出ても丁寧に投げていた。明日は絶対負けられない」
▽近畿大・田中秀昌監督
「ピッチャーはよく頑張ってくれた。特に畠は落ち着いて粘り強く投げてくれた」
▽近畿大・畠世周投手
「腕はよく振れていた。(14奪三振について)特に意識はしなかったが、足を上げタイミングをずらしたことが結果に出た。次からはもっといいリズムで投げたい」
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