【野球】関学 近大下し勝ち点1獲得
関西学生野球春季リーグ戦 第2節 近畿大-関西学院大の3回戦が、4月11日ほっともっとフィールド神戸で行われた。関学は初回、一死二塁の場面で3番小越が左前適時打を放ち先制点を奪う。4回には小越の二塁打を皮切りに、5番仲川の適時二塁打と敵失で2点を追加。6回にも一死満塁の好機に7番小田原が右前適時打を放ち、リードを4点に広げる。先発の中内洸は近大打線を5安打に封じ、無四球7奪三振完封で2勝目。4-0で近大を下し、勝ち点を獲得した。
近大 000 000 000=0
関学 100 201 00×=4
【近大】●畠、伊波、岡田-川上、山野
【関学】○中内洸-仲川
三塁打:小深田(近大)
二塁打:小越、仲川(関学)
【試合後のコメント】
▽関西学院大・竹内利行監督
「勝ててほっとした。中内がよく抑えてくれた。(初回に)四球が出て、小越がカチーンと打ってチームが調子に乗れた。けがの近本と森中の分も小越がカバーしてくれている。中内はエースで副主将として投手陣を引っ張ってくれている。頼れるエースになった。これで優勝の可能性が残った。こっから全部勝つつもりで頑張る」
▽関西学院大・中内洸太投手
「完封は久しぶりな感じ。昨日の試合が終わった後にうまく切り替えられた。前半は真っすぐで空振りがとれて、変化球でうまく芯を外して打ち取れた。自分が投げる試合は全部勝つ。自分が投げれば大丈夫だと思われるように。マウンドで余裕を持って、自分の間でしっかり投げられている。先頭打者を打ち取れて、ストライク先行できたのが良かった」
▽近畿大・田中秀昌監督
「畠のコンディションは悪くない。無造作に四球からスタートして、その後も丁寧さを欠いた。投打がかみ合わなかった。畠は気持ちや闘争心をもっと出してほしい。あまりあれこれ考えてもしょうがない。開き直ることも大切。もっと自分の真っすぐに自信をもっていい。同志社戦に向けて全力を出したい」
▽近畿大・畠世周投手
「力んでストレートが棒球になってしまった。ストレートが生きないと変化球も甘くなる。調子が悪いとは思わなかった。実力不足。変に力んでしまい、自分のせいで負けてしまった。ストレートのキレが課題。スピードよりも大事にしたい」
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