【野球】近大 横山155球完投で今季初勝利
関西学生野球春季リーグ戦第2節、関西学院大-近畿大の2回戦が、4月10日ほっともっとフィールド神戸で行われた。近大は1点を追う6回、一死満塁の場面で代打田代の右前適時打で同点とすると、7番安井の遊ゴロの間に1点を返し勝ち越しに成功。さらに7回にも、敵失と5番宮本の適時打から2点を追加し、5‐4で今季初勝利をおさめた。先発の横山は、155球8奪三振の熱投で自身初勝利をあげた。
関学 200 000 002=4
近大 001 002 20×=5
【関学】●山口、朝倉、佐藤、後藤田-仲川
【近大】○横山-川上
三塁打:小越(関学)
二塁打:小田原(関学)、安井、谷川(近大)
【試合後のコメント】
▽近畿大・田中秀昌監督
「横山は初先発だがよく粘った。本人にとってもいい経験。9回の場面は(継投に)畠も考えたが、OP戦で走者を出しながら抑えてきた横山に託した。下級生が粘り強い投球をしてくれたので、今度はエース(畠)にいいピッチングをしてもらわないと。彼が勝たないと優勝はありえない。打線は昨日と同じで連打が出ず、チャンスでも一本でない状態だった。きれいなヒットはないが、よくつないでくれた。チームのために、泥くさくやっていこうと言っている。くらいついて行く気持ちが相手のミスを誘ったのかもしれない」
▽近畿大・横山竜也投手
「勝ててよかったです。調子はよかったが、初先発のため初回と9回の場面は緊張した。打たれるのは仕方がない。その後を0に抑えられたのでよかった。昨日負けたので今日勝たないといけない。体力が持つ限りおもい切っていこうと思った。(155球投げたが)スタミナには自信がある。粘りも自分の持ち味。立ち上がりはあまりよくないが、打者2巡目ごろから抑えられるようになってきた。これからも2戦目勝てるように投げたい」
▽関西学院大・竹内利行監督
「(逆転され)あかんと思っていたけど、最後はあそこまでよく頑張ったと思う。明日は両チームエースがくると思うが1回戦と同じように考えず、対策を練り直す。明日負けたら優勝はなくなる。必死のパッチでみんな頑張ってくれると思うのでそれに期待するしかない。意地を見せてもらう」
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