関西学生野球春季リーグ戦第1節立命館大−関西学院大の1回戦が4月2日、わかさスタジアム京都で行われた。関学は立命先発の東に9回まで無安打に抑えられる。1点を追う9回、先頭の9番代打小越が安打を放ち突破口を開くと、1番近本も安打で続きチャンスを広げる。その後、二死二、三塁の場面で4番森中が適時打を放ち、サヨナラ勝利を決めた。2-1で関学が接戦を制し、開幕戦白星発進を遂げた。

立命 000 000 010=1
関学 000 000 002×=2
【立命】●東−佐野
【関学】中内洸、◯下山−浅尾、仲川
二塁打:東(立命)

【試合後のコメント】
▽関西学院大・竹内利行監督
「ノーヒットノーランをやられたと思った。ずっと東投手のペースで手も足もでない状態だった。バッターが自分のスイングでなく、打たされていたという感じ。9回は小越がよく打ってくれて近本もそれに続いてくれた。森中は思いきりの良いスイングでいい仕事をしてくれた。最後の最後で理想的な攻撃ができてうれしい。(先発の中内投手について)東に打たれたのが痛かった。そこまでは良かった。立命との一戦にかけていた。この勢いに乗って明日も頑張りたい」

▽関西学院大・岡山士朗主将
「ぶつかっていくつもりで試合に挑んだ。(9回までノーヒットが続いたが)諦めない気持ち、絶対逆転する自信があった。(サヨナラ勝利について)うれしい。これまでやってきたことが出たなという感じ。よく打ってくれた。みんなで勝利を喜べたのがうれしい。9回の勢いを明日の初回につなげて一気に勝ちを決めたい」

▽関西学院大・森中健太選手
「(9回にサヨナラとなる適時打を放った)初回もいい当たりで打てていたので、スイングは間違いないと思っていた。絶対打てると言い聞かせていた。初回で打って1点を取ることができていたら、勢いがついていたと思う。今後は初回で決められるようなバッティングをしていきたい」

〜2試合目 試合結果〜
関大 040 000 001=5
京大 100 000 000=1
【関大】◯阪本大−久米
【京大】●平田、宇野、岩本、松本−村山
三塁打:古川、松山(関大)
二塁打:古川、多田(関大)、中村(京大)