身近な政治考えるシンポ
公選法改正により選挙権年齢が18歳以上に引き下げられることを受けて、政治や選挙をテーマにしたシンポジウムが12日、ブリーゼプラザ(大阪市北区)で開かれた。10代の若者を中心に約260人が参加し、政治参加について理解を深めた。 総務省が主体となり、大阪を含む全国各地で開催。
講師には若者と政治を結ぶ活動を行うNPO法人Youth Createの原田謙介氏、ゲストにFM OSAKAなどで放送中の番組「SCHOOL OF LOCK!」のパーソナリティーらを招く。大阪会場では、現役の女子高校生でシンガーソングライターの井上苑子も迎えた。シンポジウムは講師が政治や選挙に関する身近な疑問に答える講義形式。参加者らは実際に模擬選挙も行い、4人の候補者の中から架空の街の市長を選んだ。正誤形式のクイズも用意され、選挙期間中のSNSへの投稿に関する問題では、予想外の正解に参加者らは驚いていた。総務省のウェブページを見て参加した男子学生(下関市立大・1年)は「これをきっかけに投票することで伴う自分たちの責任についても考えたい」と意気込んだ。
【写真】シンポジウムでは政治の身近な疑問について考えた(撮影=山中秀祐)
【写真】シンポジウムの最後にメッセージを伝えるゲストら(撮影=山中秀祐)
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