【写真】高富さんが製作した申の絵馬(撮影=丸岡真人)

 大阪学院大の学生がことしの干支「申(さる)」をモチーフに巨大絵馬2枚を仕立て、天神橋筋3丁目商店街(大阪市北区)に掲げている。絵馬は地域連携活動の一環として2012年から毎年、有志の学生が制作。同大は天神橋を「第2の地元」と位置付け、商店街の活性化に取り組んできた。

 公募で選ばれた学生が、絵馬のデザインから商店街に掲げるまでの全ての工程を行った。大きさは縦1.5メートル・横2.2メートル。温泉に漬かったり、船出したりする猿が描かれ、アーケード下につり下げられている。

 合掌する猿を描いた同大フリーアート部元部長の高富優さん(経営・3年)は、絵の具を使った作業は慣れなかったと振り返るも、「来年も絶対やりたい」と話した。絵馬は2月中旬まで飾られる。