「ばっかお前…俺がついてるだろ!」。毎年統一テーマが楽しみな京都大学11月祭(NF)。57回目となる今年は、11月20日から23日にかけて開催された。来場者数は延べ10万人以上だった。
吉田南総合館中庭では京都大学クジャク同好会がブースを開いていた。サカタニ、ももこ、スカイレインボーハリケーンゴッドフェニックスの3名と触れ合うことができ、クジャクグッズの販売も行っていた。会員の高本さん(情報学研究科・修士課程)によると、唯一のオスのサカタニが最もおとなしいという。
 また、模擬店の多く集まる「おまつり広場」の中央で行われた本部企画の「タイムレター」では、その場で書いた手紙を1年後の自分へ届けてもらうことができた。京都市山科区から遊びに来たという夫婦が「お互いに宛てて書いた。1年後には子どもが生まれているので、3人で読めたら」と話す微笑ましい一幕も。
 お祭り広場の模擬店を楽しんでいた同志社女子大と関西大の4年生は「お酒の出るところが良いし、店舗数や規模がすごい。(水泳部の)お化け屋敷が4時間後の整理券しか取れないくらい大人気だった」と話す。NFの規模は近隣大学と比べても圧倒的で、「地図がないと迷って困る」とパンフレットを買わなかったことを後悔する来場者がいるほどだ。来年のNFの盛り上がりにも期待したい。

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スカイレインボーハリケーンゴッドフェニックスを抱く高本さん

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吉田南総合館中庭を歩くスカイレインボーハリケーンゴッドフェニックス

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