ブラックバイトと戦争に反対 京都で学生らがデモ
奨学金の返済が困難な人に対し、経済的徴兵制の危機が迫っているとして、ブラックバイトや戦争に反対するデモが13日、京都市内で行われた。およそ60人(主催者発表)が参加した。
デモは関西の大学生を主なメンバーとする労働組合「関西学生アルバイトユニオン」が主催。参加者は円山公園(京都市東山区)を出発し、「学費を下げろ。賃金上げろ」「戦争しないで一緒に学ぼう」などと訴えながら、約1時間京都市内を行進した。
同ユニオン事務局次長の北村諒さん(関西大・4年)は「学びをサポートするはずの奨学金が借金化し、返済不能に陥る若者が増加している」と指摘。その上で「現在の学費は高すぎる。当たり前だと思われがちな社会制度について問題提起をしていきたい」と話した。
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