関西学生野球秋季新人戦3、4位決定戦、同志社大-近畿大が11月28日豊中ローズ球場で行われた。同志社は1回、二死満塁から6番中谷の左前2点適時打で先制する。しかし、近大が4回にボークから1点を返すと、6回には5番山崎、6番中家の連続適時打で逆転に成功。直後の7回に同志社が9番代打千葉の適時打で同点に追いつくも、その後は両チームとも決めきれず大会規定により引き分けとなった。

同志社 200 000 100=3
近大 000 102 000=3

【同志社】大福、玉川-中谷、
【近大】和田、池田、巽、横山-川上、益田
三塁打:小深田(近大)
二塁打:大杉、佐藤翼(同志社)

【試合後コメント】
〜同志社大・澁谷卓弥監督〜
「選手はよくがんばってくれている。練習通りのことができていた。(先発の)大福はボーク等でリズムが崩れたようだが、波のある選手ではない。いつも通りやってくれた。新人戦の収穫はバッテリーが成長してくれた点。守備も球際が強くなった選手が増えた。課題は打撃。もう少し力強く、たくましくならないといけない。打撃練習と並行して体力づくりを行いたい」

~近畿大・田中秀昌監督~
「先発の和田はまだまだ投げているだけの投手だが、初登板でよく2点に抑えてくれた。打撃陣は凡打の内容が悪い。執念と高い意識をもって取り組んでほしい」