◇関西学生サッカー後期リーグ最終節(11月21日 皇子山総合運動公園陸上競技場)

<立命館大2-0関西大>勝った方がインカレ出場へ大きく近づく、5位関大と7位立命との直接対決となった最終節。終始ボールを支配する関大に対して、立命はカウンターからゴールを狙う。スコアレスのまま前半は終了。エンドが変わった59分、FW加藤からのワンツーで抜け出したMF茂のシュートがついにゴールネットを揺らした。一方、負けられない関大はFW竹下をFW加賀山に交代し、同点への意欲を見せるも1点が遠い。すると終了間際、前がかりになった関大に対して立命のFW佐々木がカウンターから追加点を奪い、試合を決めた。勝利した立命は、22日に行われる大阪体育大の最終節の結果次第で5年ぶりのインカレ出場が決まる。

【前半】立命0-0関大
【後半】立命2-0関大
【試合終了】立命2-0関大
【得点】立命:MF茂(59分)、FW佐々木(90分)

【試合後のコメント】
▽立命・米田監督「似たスタイルの関大に対し、どっちが自分たちの力を出し切れるのかという勝負になった。前半を無失点で乗り越えたことで、後半攻める気持ちを忘れなければ点はとれると思った。今日の試合をまたビデオを見て気になるところを直さないといけない。もう1回気を引き締め直し、明日の大体大の結果を自然に待つだけ」

▽立命・MF茂「(今節について)インカレ出場のためには勝つしかない。そのために今まで積み上げたものをすべて出そうと話し合っていた。大体大が負けることを願いつつも、(インカレのためにも)心の準備も含めてしっかり用意しないといけない」

▽関大・島岡監督「リーグ戦の最後だから特別なことをするのではなく、今日のこのゲームが今年1年間のベストゲームになるようにと準備をしてきた。選手たちもすべてを出し切ったと思う(今季について)また、これだけ人って変われるのかと感動できた。充実した1年間だった(来季について)自分たちの苦手なところや甘いところに対して、しっかり見つめ直し、日々の中でそれに個人としてもチームとしても向き合えば今よりも強くなれると思う」

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