「第68回藤花祭」が11月1日から11月3日まで、3日間に渡って開催された。テーマは「Chance to Change」、コンセプトの「カラフルでポップ」な装飾で統一された。延べ来場者数は3万2478人と、ことしも多くの人でにぎわった。「活気があるし、模擬店のバランスがいい。また、ごみ箱の配置が素晴らしい」と話す佛教大からの来場者。趣向を凝らした模擬店や展示、ステージ企画が行われた。
  1日目に行われたことしの1年生藤花祭実行委員企画「イマドキ女子決定戦in京女」には、ラクロス部、ソフトボールクラブ、バトントワリング部が出場。バトントワリング部がイマドキ女子の頂点に立った。
 2日目は悪天候にも負けない学生たちの活気であふれた。サークルや部活の圧巻のパフォーマンスは観客を魅了。「うたおう!!”sing sing sing”」は歌の上手な京女生の頂点を決める企画だ。優勝を勝ち取ったのは住山裕未子さん。個人だけでなく団体での参加者も見られ、会場には美しい歌声が響き渡った。
 3日目の目玉は、なんといっても「京おんな大和撫子選手権2015」だ。全8人の大和撫子が、舞台上にて華やかに立ち並び、京都女子大に相応しい大和撫子かを競った。それぞれが思い思いの大和撫子像を持ち、大勢の観衆の前でその思いや自己アピールを披露した。大いに賑わいを見せ、優勝したのはエントリーナンバー8番の渡辺美公子さん(英文・3年)。来場者には、彼女らを応援しに他大学から足を運んだ人もいた。最終日の夕方、やりきったと達成感を見せる京女大のスタッフたち、そして楽しかったねと藤花祭を後にする来場者たちの笑顔であふれていた。

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