【野球】立命 神宮準決勝進出ならず
第四十六回明治神宮野球大会大学の部・亜細亜大-立命館大の準々決勝が、11月15日明治神宮野球場で行われた。立命先発は1回戦の東北福祉大戦に続き桜井。2回、一死一塁の場面で亜大6番丸山に適時二塁打を打たれ先制を許すと、さらに二死から8番宗接の中前適時打で追加点を奪われる。5回には、二死一、三塁から立命5番辰己が適時打を放ち1点差とする。2対1のまま迎えた最終回、先頭の代打佐々木が右前打で出塁、犠打から一死二塁の好機をつくるも後続が凡退し。桜井は9回を投げ6安打2失点、9奪三振の好投をみせるも惜敗した。立命史上初の神宮大会準決勝進出はかなわなかった。
亜大 020 000 000=2
立命 000 0100 000=1
【亜大】◯石塚、諏訪、花城-宗接
【立命】●桜井-小林
二塁打:丸山(亜大)
試合後コメント
〜立命館大・後藤昇監督〜
「(2回に失点したが)本当ならあそこで崩れてもおかしくない。そこはよく耐えてくれた。打たれた後も立ち直って試合をつくってくれた。安心して見ていられる。後ろにも良い投手はいる。桜井と心中する気はなかったが、あの2点だけでは代えられなかった。3回の満塁の場面で点がほしかった。最終的に2失点は投手の責任ではない」
~立命館大・桜井俊貴投手(4・北須磨)~
「高い球を打たれてしまったのか反省点。(2回の2失点について)一点で抑えられたらよかったが、相手の粘りに負けてしまった。失投だったのでそこだけ修正すればという感じだった。3回からは腕を振るということを意識して強気にいった。(前回の登板から)疲れはなかったが、低めのチェンジアップを見られた。三振を期待されたと思うが、自分の理想である打たせてとる投球を意識していた。(4年間の大学野球について)初めて神宮に来れたことが一番嬉しい。充実した4年間だった。投球技術や球速、変化球が成長した。ピンチの場面をいろいろ経験して、精神面が強くなったと思うので生かしていきたいが、変化球の精度をあげていかないといけない。今後はプロで開幕一軍から出場できるよう準備したい。自分の持ち味を生かして二桁勝利を目標にやっていきたい」
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