【ラグビー】立命 紙一重で勝利つかむ
◇関西大学Aリーグ第5節(31日・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)
●関大17-32立命○
MOM山口匠(立命・1年)
前半は立命が1点リードのまま、勝負の後半戦が始まった。前半終了間際の関大が1トライとコンバージョンゴール、後半11分のペナルティゴールでWTB竹中が10得点と関大の流れかと思われた。だが、関大と同じく1勝3敗で最下位を争う立命が流れを一気に戻す。
フィニッシャーWTB山口が3トライをあげ関大との差を広げ、今季2勝目に貢献した。「先輩たちのおかげ。先輩たちが回してくれたのを(自分は)チョンとするだけ。チームで勝てた」とマン・オブ・ザ・マッチに選ばれたルーキーは試合を振り返る。残り2試合。大学選手権の切符を手にし、4年生とのプレーを継続できるか。
~立命館大・中林正一監督~
「良い形でトライをとれた。ペナルティやミスが多かったね。たまたま山口が(3トライ)とれただけでバックスが良くなかった。フォアードもなんですが。前半のタイトなところで積極さがない。ゲームの肝となるところで(良くない)。いいときと悪いときの差がはっきりしている。相手が後半20分から悪くなって来た(ので良かった)。紙一重ですね」
「大学選手権に出ないと。(1勝3敗と)負けこんでた。選手もプレッシャーがかかっていた。1週間空くのでしっかり準備していきたい」
~立命館大・山口匠選手~
「今まで全然とれなかった。この試合でとれたのは今後につながっていく。天理の外国人さんの中でフィジカル弱いの分かってきた。タックルやディフェンスを今後やっていきたい。今負け越してるんで大学選手権に、4年生がやってくれた分トライで返したい。大学選手権ベスト8目標なので」
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