【野球】関大 関関戦連勝で勝ち点4 秋季2位で終幕
関西学生野球秋季リーグ戦 第8節 関西学院大-関西大の2回戦が、10月25日わかさスタジアム京都で行われた。関大は2回、一死二、三塁の好機を作ると、8番久米が2試合連続となる適時打を放ち2点を先制する。先発の阪本大は5回に味方の失策で1点を失うも、要所を締めて12奪三振完投。関大が2連勝で関関戦を制し、勝ち点を手にした。関大は8勝4敗勝ち点4でリーグ2位、関学は5勝7敗勝ち点2のリーグ4位で最終戦を終えた。
関学 000 010 000=1
関大 020 000 00×=2
【関学】●後藤田、重田、宇都宮-福田、仲川
【関大】○阪本大-久米
二塁打:近本(関学)
【試合後コメント】
~関西大・早瀬万豊監督~
「昨年神宮に行って、それ以上を目指すことからスタートしたチーム。手さぐりの状態から去年と同じ8勝できた。選手は成長してくれて、石丸を中心に良いチームになった。チーム関大としてベンチも応援も一体になれた。立命に負けたのは悔しいが、最後まで全力を尽くした。阪本大をはじめ、期待できる投手は出てきている。野手もでてきてくれないと。来年また神宮行けるように頑張る」
~関西大・阪本大樹投手(2・履正社)~
「前半に毎回ランナーを出したが、気持ちで勝つことができた。いつもはランナーを出すと、点を取られていた。今日は勝ち越されずに良く粘れたと思う。4年生とする最後の試合。石田さんのためにも抑えてやるという気持ちがあった。苦しい場面も、ベンチや応援団を見て、感謝の気持ちで投げた。次に繋がる良い形で終われたと思う」
〜関西大・石丸亨学生コーチ(4・東福岡)〜
「2戦で絶対決めたいと思い今日の試合に臨んだ。試合前チームにはスローガンの『熱くなれ』の言葉をかけた。(4年間を振り返り)長かったです。大変だった。4年生になり主将、学生コーチを務め自信を削ぎ取られた面もあるが、社会人になって謙虚になれるかなと思う。関大野球部は成長できた場。(来年のチームについて)勝てるチームはもちろん、応援されるチームであってほしい」
~関西学院大・竹内利行監督~
「実力不足のシーズンだった。松原を中心に頑張るチームでキャプテンは良くやってくれた。打てなかったし守りきれなかった。投手は完投能力はあるが、前半でつかまるケースが多かった。試合に出ている1、2年生は結果を残してくれている。今季登板した投手も多く残るし来年にはつながる。今年の立命のようになれれば。春は優勝を目指して頑張る」
~関西学院大・松原鴻介主将(4・大阪桐蔭)~
「悔いが残る。やりきれなかった。去年春秋と2位で今年は連続で4位。キャプテンとして何が足りなかったのか分からないまま終わったことが悔い。それでもついてきてくれたみんなにありがとうと言いたい。関学野球部は一生の仲間」
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