第36回六甲祭が11月14日から15日にかけて、六甲台第1キャンパスで開催される。ことしは講演会に元バドミントン日本代表の小椋(おぐら)久美子さんが、プロコンサートにロックバンド「MY FIRST STORY」が登場する。5年目となる「Ms. Campus KOBE」(以下、ミスキャン)をはじめ来場者を楽しませる様々なイベントが企画されている。

 学内のサークルがコラボしてパフォーマンスをする「シャッフルワンダフル!」は昨年と同様にグラウンド内のメインステージで行われ、「JUG六」、「Arpeggio」など4団体が参加し会場を盛り上げる。ミスキャンは会場を六甲台講堂からメインステージに移し、ランウェイを設置。5人のファイナリストが優勝を目指して競い合う。

 小椋さんの講演会は六甲祭実行委員との対談形式で行われる。昨年初めて開催され、好評だった「神大お笑いグランプリ」には8組が出場し漫才やコントなどジャンルを問わないネタを披露する。昨年の優勝者も前座として出演する予定だ。

 7月に六甲祭の一企画となることが決定した厳夜祭の実行委員会は、部員不足の応援団総部に代わり園遊会ステージを運営する。「真昼の厳夜祭」と題し、神戸大生によるパフォーマンスなどを企画している。

 ことしの六甲祭のテーマは複数の応募の中から「クライマーズ・ハイ」に決定した。選考の理由は、毎日山を登る神戸大生が「ハイ」になるような祭を目指す六甲祭実行委の思いと合致したことという。委員長の菊池慶紀さん(発達・3年)は「講演会やプロコンサートだけでなく神戸大生に焦点を当てた企画にも力を入れた。準備はばっちりなので、六甲祭に来て、ハイになっていい思い出を作ってほしい」とアピールした。

 六甲祭は両日とも午前10時から午後7時までの開催(雨天決行)で、入場は無料だ。