【野球】近大 4試合ぶり白星
関西学生野球秋季リーグ戦第5節近畿大-関西学院大の1回戦が、10月4日南港中央球場で行われた。近大は1点を追う2回、8番山野の中前安打や敵失などを絡め二死満塁とすると、2番末武が四球を選び同点。さらに続く満塁の好機で、3番小深田の右線への2点適時二塁打から勝ち越しに成功。そのまま逃げ切った近大が3-1で先勝した。先発の畠は関学を4安打9奪三振で完投、今季4勝目をあげた。
近大 030 000 000=3
関学 100 000 000=1
【近大】○畠-山野
【関学】●宇都宮、後藤田、長谷-福田、仲川
二塁打:小深田(近)、松原(関学)
〜近畿大・田中秀昌監督〜
「(初回の)無安打で失点は一番いけない。簡単に1点を与えてどうなるかと思ったが、徐々に安定して2、3回と三者凡退に抑え攻撃のリズムも作ってくれた。よく辛坊して投げてくれた。6回の二死二、三塁の場面では『二つ目の試練や』と本人にも伝えに行った。よく大倉を打ち取ってくれた。打線は日々やることはやっているが結果が出ない。我慢のしどころ。帰って練習します」
〜近畿大・畠世周投手(3・近大福山)〜
「初回は思ったところに球が行かず動揺したが、その後はある程度落ち着いて投げられた。(初回の場面)無安打で失点は今後なくしたい。(関大、立命戦の3連敗について)4連続完封を考えてしまったのかもしれない。打たれた試合は球が高かった。強いチームは甘い球を見逃してくれない。投手が試合をつくるので、0に抑えることが目標。今を大切にすることが、来年につながるので1試合1試合を大切にしたい」
〜関西学院大・竹内利行監督〜
「先制後の2回、1、2塁の場面で犠打の打球処理を三塁に暴投し流れが変わってしまった。(打線は)クリーンアップしか安打がない。低めの球を空振りするなど、見極めがまだまだ甘い。明日は『負けたら最後や』と意地をみせてくれると期待している。最後の最後まで諦めることなく頑張ります」
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