【ラグビー】後半41分 立命接戦制す
◇関西大学Aリーグ第2節(4日・宝が池球技場)
○立命20-17京産大●
接戦を制したのは昨年5位で、今季は初戦の関学に僅差で敗れ白星のなかった立命だ。「ずっと京産のペース。紙一重だった」と中林監督は話す。前半16分に先制されるも2分後に中央にトライを決め逆転。そのまま足で得点を重ね、立命の流れに持ち込んでいくかと思われたが前半終了間際にトライとゴールキックを決められ同点に。後半も前半と同じく立命がリードするも取り返され17対17となり、勝負はロスタイムにまでもつれ込む。「大激戦。点の取り方がない」。引き分けかと思われたが両者最後まで譲らない。後半41分、SO大城のペナルティゴール成功で立命に勝利の女神が微笑んだ。
関西ラグビー戦国時代の幕開けだ。立命から白星を奪った関学は、京産大に勝ち勢いに乗る摂南大に40-49で敗北。昨年全勝優勝の王者関学が一勝一敗と出遅れている。立命も同じく一勝一敗。まだまだ先は読めないが、優勝争いの渦中に入るのは間違いない。「今年1年十分やってきた。どんだけこだわったチームになれるか」。
【試合後コメント】
~立命・中林正一監督~
「春と夏は全然違う。最後は我慢できたので良かった。勝つのと負けるのは雲泥の差。ペナルティはけっこう時間をかけてやっているので。キャプテンが金曜に捻挫していて、抜けると(チームが)おとなしい。相手が変則的でずっと(敵陣に)留まれなかった。対応力が(追いつかなかった)。(選手には)逃げずにチャレンジしてほしい。(今日は)チャレンジしてくれた。自分たちのスタイルをつらぬいて全国に行かないと。次の一戦に勝つのも大事だけど・・・」
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