【野球】立命 近大に圧勝で勝ち点1
関西学生野球秋季リーグ戦 第3節 近畿大-立命館大の2回戦が、9月21日南港中央球場で行われた。立命は3回、二死二塁の場面で近大の3番田中に適時二塁打を打たれ、先制を許す。しかしその裏、一死三塁から暴投で同点。さらに二死一塁から、4番古川が適時二塁打を放ち勝ち越しに成功する。4回は1番山足、5回には6番小林、さらに8回には9番西川大にも適時打が飛び出し、近大を突き放した。先発の西川大は1失点で完投し、今季初勝利。7ー1で近大を下した立命が、連勝で今季初の勝ち点を手にした。
近大 001 000 000=1
立命 002 220 01×=7
【近大】●畠、倉田、山口、伊波-山野、谷村
【立命】◯西川大-小林
三塁打:小林(立命)
二塁打:田中(近大)、古川、西川大(立命)
【試合後コメント】
〜立命館大・後藤昇監督〜
「うまく打線がつながった。畠くんは調子がよいと聞いていたが、打ち崩せてよかった。山足の3回の盗塁が大きい。バッティングも含めてよかった。逆転打の古川は、4番としてキャプテンとして頼れるところがある。優勝候補の近大相手に2試合勝てたのは自信になる。桜井、西川が試合をつくってくれた。4年生が仕上げにかかっていて団結している」
〜立命館大・勝ち越し打を放った古川昂樹主将(4・立命館宇治)〜
「(3回の逆転打)アウトコース高めの真っすぐだった。流れとしてあの一打は大きかった。来たボールに逆らわず、広角に打つ理想の打撃を発揮できた。近大は一番のライバルだと思っている。今日の勝ちは大きい」
〜立命館大・完投した西川大地投手(4・高知)〜
「今日は先制されたけど今の打線なら点は取れるし、1点なら大丈夫だと思った。今日は完投したかった。次からは先制点を取られないようにする」
~近畿大・田中秀昌監督~
「先発畠の調子は決して悪くなかった。昨日と同じく投手が抑えられず、打者が打てなかった。優勝はほぼ絶望だが仕方がない。真摯な態度で練習に取り組んで、残り試合はこのような試合にならないよう頑張りたいと思う」
~近畿大・畠世周投手(3・近大福山)~
「調子は悪くなかった。昨日2回5失点で降板だったので、今日やり返したい気持ちはあったが実力が足りなかった。初心に戻って低めに投げることを考えたい」
〜近畿大・田中克主将(4・神戸国際大附属)〜
「今日はロースコアで守り勝とうとしていたが、相手打線に捕まってしまった。昨日は逆転、今日は先制したが、どちらもその裏の攻撃でやられている。あともう1本出ていたら流れが変わっていたと思う。(チームの雰囲気について)立命戦に懸けていた部分があるので、正直気持ちが落ちている。でも、まだ優勝の可能性が無くなったわけではない。残り2節あるのでなにがなんでも勝つ」
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