大阪芸術大とコードギアス 産学連携
大阪芸術大学で株式会社サンライズのオリジナルアニメーションのコードギアスと産学連携が行われた。オープンキャンパスに合わせて行い、アニメーションに興味がある高校生に制作側からアニメーションを知るきっかけとなること、そして在学生には卒業生が関わっている作品に触れることで、卒業後の進路の一つとして知ってもらいたいというのが経緯になっている。
内容はティーチイン・展示会・ラッピングバスの三つ。7月19日にプロデューサーと高橋良輔教授によるティーチイン(討論会)が行われた。このティーチインではコードギアスという作品が、サンライズのオリジナル作品であり製作者がヒット要素を研究し尽くして作られたということをテーマに討論された。ティーチインの感想を高橋良輔教授は「以前よりの仲間であったが、改めて作品を作る上の覚悟などを聞けて良かった」と話した。
展示会は、7月15日から7月31日まで開催。コードギアスアニメ作品と映画作品の関係性がわかりやすいように展示をしようと企画された。学生に企画を実行することで、来場者の反応などを知ってほしいという意図も込めて行われた。スタッフとして参加した学生は「今回企画などについて学べてよかった。もっとハキハキと説明できればよかったと反省もできた」とコメントした。また、ラッピングバスは7月13日から期間限定で、コードギアス仕様のスクールバスが運行しており終了は未定。
今回の産学連携はティーチインや展示会の集客はもちろんだが作品に触れてもらう機会を作ってほしいというのが狙い。また在学生や高校生に夢につながる世界があることを伝えたいという思いも詰まっている。大阪芸術大は今後もメッセージ性の強い別作品とも産学連携を続けていく予定だ。

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